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乙字湯の解説

大黄 甘草 柴胡 黄芩 当帰 升麻 柴胡と黄芩は大黄と同様に清熱作用が強く、下腹部の炎症を緩和していきます。升麻は内臓のゆるみ(下垂)を引き上げる作用があり、痔核や脱肛を治します。また、柴胡は当帰と組 …

葛根湯加川芎辛夷の解説

桂枝 芍薬 甘草 大棗 生姜 葛根 麻黄 川芎 辛夷 葛根湯に川芎と辛夷を加えたもので、鼻づまりに適応するためにつくられた処方です。 辛夷は鼻を開く作用があり、民間療法でも直接鼻に詰めたりして利用され …

柴胡加竜骨牡蠣湯の解説

柴胡 黄芩 半夏 生姜 大棗  桂枝 茯苓 竜骨 牡蛎 この薬方は小柴胡湯の甘草の代わりに、桂枝、茯苓、竜骨、牡蛎を加えた柴胡剤です。 竜骨と牡蛎は鎮静効果が強く、動悸、不眠、イライラ、のぼせなどの精 …

大承気湯の解説

大黄 芒硝 枳実 厚朴 この処方は調胃承気湯の甘草の代わりに理気薬である枳実と厚朴を加えたものとなります。甘草が配剤されていないため、大黄の瀉下作用が強く作用します。 枳実と厚朴は気滞により食物が消化 …

小建中湯の解説

桂枝 芍薬 甘草 大棗 生姜 膠飴 小建中湯の「中」という文字は中焦(消化器)のことを指していて、弱った消機能を調えるという意味があります。 桂枝加芍薬湯に膠飴(麦芽飴)を配剤した薬方で、顔色の良くな …

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