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柴胡剤は柴胡と黄芩を主構成生薬とする処方群で、邪がさらに体の深部に移行し、半表半裏に熱がこもった病態で、往来寒熱、胸脇苦満、食欲不振、悪心、嘔吐、口が苦い、舌の白苔などの特徴的な症候がみられるようにな …

厚生局から薬局に個別指導通知が来た~書類の書き方や対策・指摘事項について~③

ここ数日は個別指導の直前で全く記事を書く余裕がありませんでした…。やはり大変ですね、個別指導の対象になった薬局は色んな角度から追い込まれていきますよ。徐々に薬局内の空気も重たくなってきますから、私の場 …

乙字湯の解説

大黄 甘草 柴胡 黄芩 当帰 升麻 柴胡と黄芩は大黄と同様に清熱作用が強く、下腹部の炎症を緩和していきます。升麻は内臓のゆるみ(下垂)を引き上げる作用があり、痔核や脱肛を治します。また、柴胡は当帰と組 …

大黄剤の解説・まとめ

大黄剤は大黄を主構成薬とする処方群で、大黄の清熱作用により胃腸の内熱を除くとともに、強い瀉下作用により腸内の老廃物を排泄して、消化管の働きを正常化させていきます。 大黄剤は基本的に胃熱証の適応であり、 …

大黄甘草湯の解説

大黄 甘草  大黄と甘草の二味から構成された大黄剤の基本処方です。大黄は代表的な寒性薬で、これに処方全体の作用を緩和する目的で甘草が加えられており、丸剤(大甘丸)としても用いられることがあります。 大 …

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